不具合の原因を探す
メンテナンス担当の山岸です。
10年使用したキッチンの混合水栓。
お客様によると操作レバーが外れるようになったので見てほしいとのこと。
少し前、水栓先端から水漏れがおきたので息子さんがカートリッジを交換したとのこと。
電話の内容からすると「あぁ、固定ビスがゆるんだかな?」と想定。
訪問してビスを締めても外れてしまいます。
なぜ?・・・
水栓ごと「全部交換すると高額になるかなぁ」と心配するお客様をよそに
しばらく思案し、よーく見ると破損している箇所を発見!
破損した部分や破損前の形を知っていれば、すぐにわかりますが、そうでない場合は、少し大変です。
でも、その不具合の原因がわかった時ってホント嬉しい!
これって職業病みたいになっているかも(笑)
水栓全体を交換しなくて、操作レバーだけの交換で済みました。(^_^)v
不具合がおきた時には、その内容にもよりますが、だいたい下記の流れになります。
①お客様より状況を細かく聞き取ります。
②型番などを調べます。(メーカーに確認する場合もあり)
③部品図面などを入手します。
④取扱説明書・施工説明書を入手します。
⑤考えられる原因や対応策などを想定します。(メーカーに確認する場合もあり)
⑥現地に伺い、状況を確認します。
⑦写真を撮らせてもらいます。
⑧なぜそうなったか原因を探します。(メーカーに確認する場合もあり)
⑨対応策や修繕方法をご提案します。
そうなんです、結構大変なんです!
不具合の対応には「場数」(経験数)が大事です。
毎日が勉強です。(^^ゞ
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