■現場レポート■扉開き勝手変更
山岸です。
お住まいは、住んでみると初めてわかることが、多かれ少なかれあるものです。
新築計画時にあれだけ細かく打合せをして、建築中にも現場で確認したはずなのに。。。
お客様の考え方や好み、生活習慣や癖等は、充分なくらい聞き取っています。
実際に住んでみたら、「もう少しこうしておけばよかった」「これは無駄だった」「これは思っていたのと違った」等々。
それはそれで、慣れてしまうと「まぁ、良いか」となる事もありますが、どうしても気になるようであれば、一度ご相談ください。
意外と簡単に解消される場合もあります。
今回のお客様は、新築して9年が経ちました。
2階の洋室出入り口扉の開き勝手(開く方向)を変えられないか、と言うご相談。
ここで問題になるのは、建材建具ですので年数が経つと廃盤(製造中止)になっていて、色が合わない、寸法が変わった、など既存と簡単に入れ替えできない場合があることです。
当時の資料を引っ張り出してきて、現在の市販品で対応出来るかどうか確認します。
これが結構、面倒なんです。(^^;)
色が若干変わったが、寸法は変わっていない事がわかり次のステップへ。
現地を詳細に調査し、工事できるか、工事方法は適切か、詳細に下調べします。
実は、この作業が一番大事なんです。
「たぶん大丈夫だろー」ぐらいで進めてしまうと、後で追加工事が発生したり、最悪壊したけど取り付けられない事も。。。
多少の問題点は、あるものの事前にお客様とご相談した上で、工事実行となりました。
まずは、既存のドア枠をていねいに撤去します。
どこまで、どう壊すか、大工さんと慎重に進めます。
新しいドア枠を入れ込みます。
他を傷つけないように慎重に。
壁ビニールクロスの補修もなく、スムーズに工事完了。
最後の写真。多少の問題点はここです。
見る人が見れば、おかしい?と気付くはず。
わかりました?
部分改修工事は、費用を最小限に、いかに既存部分と違和感なくなじませるか、がポイント。
最初からそうだったかのように、上手くできました。
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